ラップトップ環境のすゝめ(2)

前回紹介したラップトップ環境の番外編です。細かい使用感など

ちょっと突っ込んだ個人的見解を述べようと思います。

メインDAWをCubaseからAbleton Liveに変えてみて

 コアなサウンドメイクをベースにしたいわゆるトラックメイクは以前からAbleton Liveで行うことも多かったのですが、わかりやすい音でポップスを書くとか、壮大な劇伴曲などはCubaseに頼っていました。今回どんな曲調でも、できる限りLiveで作業するようにしてみて一番大きかったことは、

「MIDIの編集がやりづらい」

 …やりづらいんですが決して悪くないんです(笑)なんて言うのかな、見やすさも含め先進のエディット機能を備えているのは確かにCubaseだと思うのですが、Liveのそれは「愛せる」って言うんですかね?スマートじゃないし手間がかかるけどなんか愛せるみたいな感情。

 変な言い方になっちゃいますけど、MIDIだけじゃなくLiveは何かをやろうとするとちょっとだけ時間がかかる。でもDAW全体の音作りに対する自由度が非常に高く、それをやった先に「これは自分がやりました」って自信を持てるような音が出る。プリセット音を並べてサクサク作り上げる音楽があるのは否定しませんし、それも素敵な仕事です。でも特にコロナ禍での心境の変化というか、急いでも仕方ないっていう感情が自分に芽生えて、「速い」よりも音楽に重要なことって他にあるだろうと思ったのが大きかったです。今年の上半期はその気持ちを強く持って仕事をしていましたが、何よりその結果(クライアント受けなど)が例年に比べて良かったので、自分にはこの「しっかり時間をかけていくやり方」が合ってると思いました。

オーディオ入出力について

 IFを使わないと言っていますが、ボーカルやシンセなどはちゃんとIFを介して、なんならクロックも入れて録ってます。ラップトップ環境のことをわかりやすく「外」と言いますね。外でやるのは基本的にDAW上のエディットです。自分の場合サンプルの波形編集とMIDIのエディットで曲のほとんど構築しているので、外で出来ることは多いのです。前回書き逃しましたが、フィールドレコーダーも基本的に持ち歩いていて、何かあったらそれを使ったりしていますし、MBPに内蔵されているマイクでその場所の音を録って、曲のバックグラウンドに敷き詰めたりして遊んでいます。

 出力については仕上げの段階で適宜スタジオ環境で聴くようにしていて、それを最低限のチェックとしています。ですのでラップトップだけで音作りをしてそれをそのまま人に聞かせるといったことはやっていません。トラックメイク、楽曲アレンジについては初期アイディアの具現化から9割程度までヘッドホンで作り上げます。ヘッドホンはYAMAHA HPH MT-8を使用しています。モニターしている音量が大きくないので、外界の音がうるさくてDAWの音が聞こえない時がありますw なのでノイズキャンセリングのヘッドホンの使用も検討しています。。また現状ラップトップのステレオミニプラグ出力から直接聞いていますが、ここは小型DACなどの可能性を今後模索しようと思っています。某氏とのやり取りで話題に上がったのですが、良い物があれば

冷却ファンのこと

 Intel i9のMBPでAbleton Liveをガシガシ使っていると、冷却ファンが全力で回っているようですw ほとんどの場合ヘッドホンをしているので自分は気づかないのですが、カフェなどで気になる方はいるだろうなと。。。(うるさくてすみません)。近くM1X搭載のMBPが発表になるとか。ハイパワーでTDPが低いM1のことですから、冷却ファンもさぞかし回りにくいんでしょうね。最初は今のもので十分と思っていましたが、環境によってここまで生産性が上がるのであれば、新製品もやぶさかではない感じがしています(笑)

音源のこと

 自分の中古MBPはストレージが1TBしかありませんので、何でもインストールできるわけではありません。特に巨大な容量の音源といえば弦楽器、管楽器といったいわゆるオケ系音源だと思いますが、これらは基本的にSpitfire社が提供しているLive Packを使用することにしています。追い込めばなんとかイケるレベルかと。予備で同じくSpitfireのAlbion NEOを入れました。他はメイン母艦にありますが、外では基本的に使用しない方向です。他はKONTAKTで必要最低限の音源類をインストールしました。最低限とはこれがないと自分を出せない、むしろやりたくないレベルで気に入っている音源のことです(笑)詳しくは過去ツイートをご参照ください。

 オケ系の真面目高品質系でなければ基本的にはAbleton Liveの付属音源およびシンセ、エフェクトで作れない音はほぼ無いだろうと思っています。工夫次第で

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